ひきこもりへの入口②~すべてをシャットアウトした、3年前のこと

 

 

 

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生きづらさは、幸せへのヒント。

青葉カウンセリング・カフェ、あおばです☕

 

 

 

お取り寄せした牡蛎を、朝から楽しんでおります♪

朝から、ラッコのような気分です~

 

 

 

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前回の

ひきこもりの入口①~あくまでも青葉の場合

 

 

 

に続き、

今日もあくまでも私のひきこもりについて、

聴いてもらおうと思います。

 

 

 

話の流れ上、

☝を読んでくださると分かりやすいと思います。

 

 

 

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私は、とても社交的な人でした。

 

 

 

学生時代は、

登校して、昇降口から教室まで、

「何時間かかるの?」と言われ笑。

 

 

 

廊下で友人と会っては

あいさつや言葉を交わし、

なかなか教室にたどり着かない。

 

 

 

社会人になっても、

飲み会を断るという言葉は私の辞書にはなく、

勝手に参加の欄に〇印が付けられる笑。

 

 

 

それも、

イヤイヤ参加しているのではなく、

『当然そういうもの』

として参加していました。

 

 

 

職歴は、

教員、営業、相談員・・・

と、人と密に接する仕事ばかり。

 

 

 

次の転職先も、接客業です。

詳しくはまた追々。

 

 

 

そんな私が、

完全に社会を断ち切った、

この3年間のことを聞いてもらおうと思います。

 

 

 

3年前、

私はスクール・ソーシャルワーカー

という仕事をしていました。

 

 

 

とある市の教育委員会に所属し、

学校では対応困難な家庭や児童・生徒の対応を行っていました。

つまり、ハードな仕事です。

おそらく、こういったブログを読まれる方には想像できないほどの家庭ばかりです。

 

 

 

ただ、その仕事は4カ月で辞めたのです。

実際のケースが理由ではなく、

同僚となる先輩が、かなりヤバい大変な女性でした。

 

 

 

ビックリするほど、わかりやすく意地悪をしてきました。

最初は研修ということで、

その方に付いて、一緒に同行することになっていました。

 

 

 

時間で待ち合わせても置いていかれたり、

他の新人には手厚く指導するが私にはぞんざいで、

私のちょっとした言葉でも声を荒げるという…

 

 

 

初めて会う種類の大人でした。

私は子ども時代に人にいじめられる経験がほとんどなく、こんな子どもじみたいじめに最初は意味が分かりませんでした。

 

 

 

辞めた後から評判が伝わってきて、

『あの人、大変なことで有名らしいよ』

市をまたいでまでも、そんな話が伝わってきました。

 

 

 

私は体調を崩し、

最後のあいさつでさえやっとのことで

職場に行きました。

 

 

 

辞めると決めてから、

その女性とはなるべく会わないように調整しました。

 

 

 

変わった人だと頭では分かっていましたが、

自分を否定された気持ちになり、

自己肯定感の低かった私は、

追い詰められました。

 

 

 

今になれば分かる気もするのです。

私は教員経験もあり、

それに福祉での経験もあります。

 

 

 

その先輩は私に負けてはならぬと、

競争をしていたのでしょう。

なりたかった自分を投影していたのかな、

などと説明を付けることはできます。

 

 

 

同時に、

私が『どうしてもやりたい仕事ではなかった』

という学びも得ることはできました。

 

 

 

どうしてもやりたかったら、

しがみついてまでも乗り越えたはずです。

なので、試用期間内で辞めることにしました。

 

 

 

ここまで書くと、

前向きな選択でもありますよね。

ここから、より深い自分のライフワーク探しが始まりましたから。

 

 

 

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ただ、

プライベートもハードな私は、

さらに貝のように閉じこもるようになりました。

 

 

 

その仕事を辞めた、

ちょうど3年前。

夫と辞めた直後に会いましたが、

それからずっと会っていません。

 

 

 

夫の変わらぬ態度に、

ぴしゃっと私の心のシャッターが下りました。

音までしたようなくらい、ぴしゃっと。

 

 

 

私は、仕事を辞めることになり、

人と接することがしんどいと伝えました。

それに対する寄りそいがないくらいでは驚きません。

 

 

 

しかし、

そんな私がつらい状態であっても、

私の非をかき集めて、私に投げ返すのです。

いつも通りですが。

 

 

 

彼の態度も、

自分がうまくできない状態を作っていて(別居)

解決できない自分の罪悪感をぶつけているんだと思うのです。

もちろん、こんな態度でも許されるという私への甘えもあるでしょう。

 

 

 

ただ心理学もまだ学んでいなかった、

私の心はぽっきりと折れました。

 

 

 

こんな状態になってでも、

自分のことしか考えない夫に、返すことばもありません。

 

 

期待していたと言いますか、

やっぱりこういう人だよな…という確認に近かったかな。

 

 

 

その日、私が彼に言ったことは、

『あなたとのことでいろいろあって、私は親との問題に気付いたり、人生の謎が分かってきたから感謝しているの』

 

 

 

ということだけ。

でもそれも地雷だったのでしょうね。

もう別居7年も経っていましたが。

 

 

 

ただ彼は、

『DVとか、別居とか、また俺を責めた』

の一点張り。

 

 

 

その後も、

たまにメールが入ってきましたが

私は返す気もなくなりました。

 

 

 

母に言っても助けどころか、傷口を開けられるだけ。

夫と母は似たような人。

 

 

 

自信がなくて、

自分を責めて、

私に罪悪感を覚え、

私を攻撃するしかない。

 

 

 

いわゆる親密感の怖れを互いに発動していたりもします。

 

 

 

一番仲がいい友人とも、

距離を置くようになりマシタ。

 

 

 

こうして、3年間の鎖国状態開始

 

 

 

人と話すのが怖くなり、

電話に出ることができず、

美容院すらプレッシャーになる。

習い事すら怖くなりました。

 

 

 

ハンドメイドの革カバン作りも、

クレームが来ないか、

作っている途中で失敗しないか緊張しきり。

 

 

 

ひきこもりになる理由は様々あると思いますが、

最終的には理解してくれる、

受け止めてくれる人がいるかどうかなんだと私は思うのです。

 

 

 

どこか自信のない母や夫は、

自分のせいにならないよう

自分を守るのに必死です。

 

 

 

私は孤立することで、

私は誰かに傷つけられないように

身を守るようになったのだなと思います。

 

 

 

誰も気に止めない、

騒がしい街の中に紛れてしまえば、

気付くのは役所くらい。

 

 

 

収入が減ったことに対する、

減税のお知らせくらいなものです。

 

 

 

生きているか、

死んでいるか。

 

 

 

そんなことすら、

近い人にも関心をもってもらえないんだと、

さらにつらく感じるようになりました。

 

 

 

仕事をすることがすべてとは思いませんが、

私にとっては、仕事をすることで自信をもてていたことは今になると分かります。

 

 

 

 

 

こうして城壁を高くし、

誰も入れなくしていきました。

 

 

 

友人と思っていた人も離れて行ったり、

私がしがみついていたんだなと思わされたり。

自分の今までの生き方をさらに知る必要がやってきました。

 

 

 

このとき、

コーチングを受け、

3年後には心理学を学び。

 

 

 

人と接するのはとてもつらく、

それでも私と合う人たちがいることにも気付き。

 

 

 

ゆっくりと、ゆっくりと前に進んで

やっと仕事に就くことをしようという気持ちになりました。

 

 

 

結局は人とのつながりなんですね。

とても、とても嫌だったけれどー

自分のなかでグルグルした問題は、

誰かの新鮮な考えが交わらないと前に進まない。

 

 

 

親でなくてもいい、夫でなくてもいい。

家族や古い人間関係に執着せずに、

自分に合う人や仕事に繋がりなおせばいいんだ!

 

 

 

そんな思いもあって、

相談者のみなさんが繋がりなおす相手としても、

今、私はカウンセラーをやっています。

 

 

 

これがここのところの私の3年間。

 

 

 

活躍を期待されていた頃から一転、

ひきこもり状態になった事情をお伝えしました。

 

 

 

まだ、

本当に社会復帰できるか分かりませんし、

母や夫を置いていくことに罪悪感もあります。

 

 

 

ただ今の私は、

自分の生きたいように生き直し、

自己肯定感を取り戻してから、

彼らと向き合おうという気持ちでいます。

 

 

 

私の生き方(ライフワーク)をみつける旅でもあります。

詳しくはまたいつか書きますね。

 

 

 

ただ、こうやって立ち止まれたことで、

私の残りの半生を死んだようにではなく、

素敵に生きる選択をしようと思えたんだと思います。

 

 

 

読んでくださって、ありがとう❦

 

 

 

 

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やわらかな木漏れ日のような日々が、おとずれますように🍀

青葉カウンセリング・カフェ、あおばでした🍀 

 

 

 

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