【ご相談】再開発で変わっていく街の姿への喪失感

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生きづらさは、幸せへのヒント。

青葉カウンセリング・カフェ、あおばです☕

最近、カフェ・オレがおいしいく淹れられて、幸せな気分になります♡

 

 

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私も、カウンセラーとして参加しております☆

 

 

本日は、ゆこさんからいただきましたご相談に、お返事を書いていきたいと思います。

 

 

再開発で変わっていく街の姿への喪失感

 

 

大学時代を過ごした福岡県
就職で地元に帰ってしまったけれど 半年に一度は福岡に足を運んでしまう

 

なかでも
いつでも賑わっていて 大好きな天神の街 誰かとの特別な思い出があるわけじゃない 私はいつも一人でこの街にくるから

 

それでも
人の手が巧みに入った 本気を感じさせるような 街の演出、イベントたち みんなこの街の雰囲気(具体的に言えば何なんだろう…)が大好きで この街をもっと素敵にしてあげたい、この街を喜ばせてあげたい 愛したい
誰とも話さなくても そんな人々の気持ちを感じて こんなに居心地がいいんだと 今は思う

 

ところが
数年前から再開発の計画で、大好きだった天神の面影がひとつずつ無くなっていく 久々に訪れた天神 いつもショッピングをしていた商業施設が さら地になっていた衝撃 あるいは あんなに賑わっていたビルが白いフェンスで囲まれている、無機質さ 物悲しさ


その光景に 思いのほかショックを受けている自分がいることに気づいた 他県の 街に 何をこんなに感情を揺さぶられているんだろう 涙が出るのはなんで? 特別な思い出だって特にはない 週一訪れていた程度の日常はあったけれど

 

「大好きな場所がなくなる」というのはこんなにも 心に穴が開くようなことなんだ どんなに写真に残しても その場所の空気は2度と吸えない 写真じゃ思い出すのに情報が少なすぎる 人じゃないから もらった言葉も ないわけで

 

この喪失感に 対象となる人 はおらず、対「場所」 の喪失感です
とてもふんわりしていますが、思いの外ショックで 街のことばかり考えてしまいます
クロージングとか、供養とか、お別れの儀式とか、恩返しとか、そういった要素があるような気がしつつ、

 

この感情と前向きに向き合うアイデアについて どのようなものがあるでしょうか お教えください

 

 

青葉からのお返事

 

 

ゆこさん、この度はご相談をいただきありがとうございます。青葉がお返事させていただきますね🍀

 

 

ゆこさんの文章を読んでいると、『気持ちいいな』と私は感じました。自分や街の人たちの心のひだに触れ、やわらかで細やかな表現に魅了されました。このことが、私が一番に感じたことです。

 

 

住まう人たちの気持ちを話さずとも感じとる共感性の高さ、変わりゆく街を忍ぶことができる感受性の豊かさ。ゆこさんの魅力的なところであり、才能であると私は感じました。

 

 

そして、街が変わっていく喪失感。

私も、分かるなぁと思いました。

 

 

私ごとですが、私は転校が多く、4つの小学校に通いました。入学した小学校は、廃校になったとGoogleマップで知りました。2校目は、ある有名人が通っていた学校で、テレビで訪問していて、見てしまいました。古い歴史のある学校ですが、すっかり建て替えられていて、私の知らない学校のようでした。

 

 

転校が多いと知り合う人も多すぎて、けっこう人の記憶は残らなかったりします。きっと、それだけの理由ではありませんが。

 

 

私の場合は、街ではなく学校の話ですが、自分が親しんだ学校(場所)が変わってしまったことの喪失感は、ゆこさんの天神に対する気持ちと似ているのかもしれないなと想像しました。

 

 

私の感受性。

今よりも、良かったころの自分を映し出している。

そして、今が思ったほど充実していない。

 

 

ふと、自分の中に、こんな言葉が浮かびました。

 

 

喪失感を味わうのはなぜでしょうか。

それは、とても大切だと感じていたからでしょう。どうでもいいものについて、喪失感を味わうことはありませんものね、大切であるという愛なのでしょう。

 

 

>この感情と前向きに向き合うアイデアについて どのようなものがあるでしょうか お教えください

 

 

せっかくですから、喪失感が教えてくれることを通して、これからの生き方に活かしてみませんか?というお話をしてみたいと思います。ライフワークというものですね。

 

 

①ゆこさんの、感情の豊かさ

②学生時代の、ゆこさん

③天神から知る、ゆこさんのライフワーク

 

 

この3点についてお話を進めてまいりますね。

あくまでも、たくさんのカウンセラーの中のひとりの青葉という人が書いていることです。ここは納得できるな、ここは考え方が違うかもしれないな、ここは採用したいななどと選択しながら読み進めていただけると幸いです。

 

 

では、始めましょう☆

 

 

ゆこさんの、感情の豊かさ

 

 

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このことは、冒頭にもお伝えしましたね。

 

 

同じ街を見ても、人によって感じ方は異なりますよね。街の変化をさみしく思っても、そんなに引きづらない人もいます。

 

 

ゆこさんは、感情豊かで、感受性が強く、もしかすると繊細だったりというところはありそうでしょうか?

 

 

そうすると、街のみならず、喪失感を感じやすいのは、表裏一体のものとしてあり得るのではないかなと私は思います。

 

 

そうなるには、理由があるといったところです。この辺りはどうお感じになりますか?

 

 

細やかな感情をもつことができるのは、人の気持ちも理解できる人とも言えますし、自然の美しさなどにも深く感動できる素敵な人だなと私は思います。

 

 

学生時代の、ゆこさん

 

 

大学時代を福岡で過ごされたのですね。私の父が福岡の人なので、父方とは疎遠ながらも、全く知らない土地ではありません。天神は…ラーメンを食べた記憶があるくらいですがね。

 

 

今どちらにお住まいか分かりませんが、半年に一度訪問しているということは、そうとうフィーリングの合う街なのではないかと感じます。

 

 

また私ごとですが、私は電車で2駅しか離れていない土地の中学を卒業しました。しかし、高校生の時にその街から引っ越して以来、ほとんど訪れていません。

 

 

たぶん、いい思い出よりも、つらい思い出がある土地だからかなと振り返ると感じます。または、自分が自分らしく生きられていなかったからでしょうか。お返事を書きながら、私もいい振り返りをさせてもらっています☆

 

 

ゆこさんの大学生活、または、大学時代の自分についてどう思い返されますか?もしかして、いい時を過ごしたな…などという思いはありそうでしょうか?

 

 

そして、今の生き方についてはいかがでしょうか?

 

 

学生時代に思い描いていたような将来を生きることができていますか?

それとも、希望に近い生き方をしていたとしても、何か足りないような、何か違うような、そんな思いが自分の中に存在していたりしそうでしょうか?

 

 

思いひとつで、同じ街でも見方が異なってくると私は思うんですね。この辺りを振り返ってみられると気付くことがあるかもしれません。

 

 

振り返りにくかったら、あまり行きたくない土地の理由を思い浮かべてみるのも、何かヒントになるかもしれません。私は昔の彼(夫)とよく行った場所に、しばらく行くのが嫌でしたね。

 

 

場所に執着しない人もいますが、私は感情・感受性の豊かなほうでして、彼と付き合った良くない思い出を、その街に投影していたような気がします。だから、行きたくなかった。

 

 

天神から知る、ゆこさんのライフワーク

 

 

天神の街が変わっていく喪失感の理由が分かったとしても、次の段階として、その気持ちをどう扱っていけばいいのだろうか…となりますね。

 

 

ピンチはチャンス!などといい言葉がありますが、せっかくなので、ゆこさんが天神に見る魅力を深堀してみるのもいいのかなと思いました。

 

 

>人の手が巧みに入った 本気を感じさせるような 街の演出、イベントたち みんなこの街の雰囲気(具体的に言えば何なんだろう…)が大好きで この街をもっと素敵にしてあげたい、この街を喜ばせてあげたい 愛したい
誰とも話さなくても そんな人々の気持ちを感じて こんなに居心地がいいんだと 今は思う

 

ところが
数年前から再開発の計画で、大好きだった天神の面影がひとつずつ無くなっていく 久々に訪れた天神 いつもショッピングをしていた商業施設が さら地になっていた衝撃 あるいは あんなに賑わっていたビルが白いフェンスで囲まれている、無機質さ 物悲しさ

 

 

このように書いていらっしゃいますね。

天神の街に、天神の人たちに、ゆこさんは何を見ていたのでしょう。

 

 

街を人々が行き交うぬくもり

みんなで街を創り上げることの美しさ

商店街で行き交う人の楽しげな表情

街に対する人々の愛

それぞれの個が集まって、街として一体となってできあがっているところ

 

 

これらは私が想像して書いたことです。

ゆこさんは、この街のどんなところが最も心惹かれますか?その、核になるような部分がゆこさんのライフワークの中に叶えられているとすると、今の生活も充実したものなのかもしれません。

 

 

『商店街でお店を開きたい』というようなこともライフワークと言えるでしょう。しかし、そういうものでなく、概念的なものでも目的の中に入っていると生きやすかったりします。

 

 

例えば、『ひとりひとりの力を合わせて、何かを創り上げていくことの喜び』をライフワークだとすると、ひとりで生活したり、起業したりする場所にいる人は、合っていないかもしれません。

 

 

また、街の人たちがコミュニケーションを取り合っているところに魅かれているとすれば、そういうことができそうな街に移住して暮らすのもライフワークを生きると言えるでしょう。

 

 

天神のどの部分に惹かれ、それをライフワークとして、自分の生き方に取り入れられているかを考えてみるのもいいなと私は思いました。

 

 

喪失感をもつのも、愛なんですよね。どうでもいいものに愛は感じませんよね。愛する理由を考えてみるのはいかがでしょうか。

 

 

その街の人々が愛情をこめて作り上げてきたものが崩されていく。そんなところが、心の琴線に触れることはありそうでしょうか。。。

 

 

終わりに

 

 

ほとんど、ゆこさんに投げかける形で終わりになります。

天神で感じることは、もしかすると、人生のターニングポイントになるのではないか?と私は思ったりしました。

 

 

ネガティブな気持ちを葬ることなくしっかりと感じ、自分のライフワークに繋げていくのは、とっても前向きなことだと私は思います。

 

 

ノートとペンを出して、天神について、自分について考えてみませんか?

 

 

私も変化するのがさみしくて、苦手です。なので、すぐ建て替えられるショッピングセンターよりも、代々続くちょっとやそっとじゃなくならない寺町が好きだったりもします。

 

 

こうやって考えてみると、少しワクワクしませんか?

 

 

ピンチをチャンスに変えて、

自分の思いを否定ではなく、肯定しながら、

ネガティブな感情も悪いことではないけれど、ポジティブな部分も甘受して。

 

 

こんな青葉の一案でした。

何か1つでもヒントになるようなことがあればよかったのですが…

もし、何かお話したいことが出てきたらお待ちしておりますね。

 

 

 

青葉(あおば)

 

 

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青葉のカウンセリング、もうすぐ(11月1日から)始まります🍀

よろしければお待ちしております。

 

 

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 やわらかな木漏れ日のような日々が、

 おとずれますように🍀

青葉カウンセリング・カフェ、あおばでした🍀 

 

 

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