11月は、児童虐待防止推進月間です【※シェア希望します】

 

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生きづらさは、幸せへのヒント。

青葉カウンセリング・カフェ、あおばです☕

ユ〇クロで買った、ボアベストが思いのほか暖かく、ホクホクしております♡

 

 

 

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今日は、児童虐待について。

 

 

11月は、児童虐待防止推進月間です。

 

 

児童虐待防止のシンボルマーク、『オレンジリボン』をご存知ですか?ピンクリボンほど、まだ認知度は高くないかもしれませんね。

 

 

東京都庁がオレンジ色にライトアップされたり、各地では虐待防止の講演会などが行われるようになってきました。

 

 

子どもを虐待から守る。

 

 

子どもは、地域で育てるものだと私は考えています。

 

 

危ない遊びをしていたら、声を掛けたり。

夜遅くまで外で遊んでいたりしたら、声を掛けたり。

もちろん普段から、近所の子どもにあいさつをしたり。

 

 

まわりの大人が、どれくらいできているでしょうか?

 

 

物騒な事件もありますから、気軽に声をかけにくい現状もありますね。また、傷付きやすい保護者であればあるほど、外部からの呼びかけに心を閉ざす傾向もあります。

 

 

そこが問題でしてね。家庭は鳥かごのような状態。

 

 

子どもは家庭から外に出されてしまえば生活ができないことを分かっていますし、大好きな親にひどいことをされても、それでもそれでも、次は次はと信じ続けます。

 

 

ただ、そうやって育てられてしまえば、子どもらしく育つのは難しくなります。これは、特段にひどい虐待をしている家庭だけのお話ではありません。

 

 

子どもは親に振り返ってもらうために、親の顔色をうかがい、親の気に入るような自分になろうとします。

 

 

どんどん自分の気持ちをないがしろにするクセが身に付いていき、成長しても、自分のことが分からない、自分のしたいこと・好きなことが分からないという現象が起こるのもこういった理由も1つにあります。

 

 

うちは虐待なんてしていない。

あまり、神経質になりすぎるのも逆効果もありますが、一度考えてみてもらえますか?

 

 

 

4種類の虐待

 

 

身体的な虐待がクローズアップされがちですが、虐待は4種類に分類されます。

 

 

身体的虐待

殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど

 

性的虐待

子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど

 

ネグレクト

家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い

病気になっても病院に連れて行かないなど

 

心理的虐待

言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(DV) など

厚生労働省HPより抜粋)

 

 

 

私は職務上、すべての種類の虐待と関わってきました。多くの人たちには理解できないほど悲惨な状態だったりすることもあります。どうしてこの状態になるまで、まわりの大人が動こうとしなかったのかーーー

 

 

ぜひ、『気になるな』と感じたら、児童相談所や警察などに連絡してほしいのです。

 

 

・子どもが尋常でない様子で泣き叫んでいる

・親が子どもを怒鳴りつける声がよく聞こえてくる

・子どもが、洗濯されていない洋服を着ている

・おしめが替えられていない

・小さい子どもだけで家にいることがある

・子どもの健康状態が心配される

・傷・あざが見受けられる

などなど。

 

 

詳しい部屋番号が分からなくてもOKです。

間違えかもしれないという心配はしなくて大丈夫です。

気になる方は、匿名で通報することができます。

 

 

特に窓が開いていて声が聞こえてきやすい、春秋がチャンスです。

 

 

全国共通、

24時間対応の児童相談所の電話番号は

『189』(いちはやく)

 

 

ぜひ、躊躇なく連絡をしていただけませんか?

あなたの電話一本が、子どもを守ることに繋がります。

 

 

厚生労働省HPより)

 

 

 

加害保護者も困っていて、SOSが出せない

 

 

虐待をしている保護者がまずいのは、承知のことです。どんなことがあっても、手を出したり、自分の感情で子どもをコントロールするのは成熟した大人とは言えません。

 

 

ただ、こうなるにも事情があったりします。

お話を聴くと、多くの加害者が自分の親との愛着関係を結べていないことが聞かれま

す。私の肌感覚ですと、8~9割くらいでしょうか。

 

 

加害保護者の話を聴くこと。気持ちを受け止めて寄りそうことから、子どもを守ること

が始まると私は考えています。

 

 

その他にも、支援が行き届いていなくて孤立している場合もあります。

 

 

・子どもの発達の様子について困っていたけれど、どうしたらいいか分からなかった。

・子どもの発達の懸念を、自分(保護者)が責められそうで認めたくなかった。

・生活費が足りなくて、つい感情的に子どもに当たってしまう。

・仕事が決まらず、自分の感情が不安定だった。

・相談できる相手がいない。

・批判されてばかりでつらい。

などなど。

 

 

こういった場合も多く、関係機関と連携することで軽減されていく場合があります。まずは相談できる相手となり、話を聴く。受け止める。そして、必要ならば関係機関にもつないでいきます。

 

 

子どもの発達について相談できる場所を紹介する、生活が落ち着くまで生活保護を受給する、子どもの学費などを援助してもらえる制度の手続きにつきそう、育児軽減のため保育園への入園勧奨、福祉課で職業訓練や、仕事を見つけるサポートをしてもらうなど。

 

 

こういったことにつなげていくだけでも、大きく生活が変化することもあります。外部から風を入れて、人を頼り、もう一度やり直すチャンスとなるのです。

 

 

罰するために通報するのではなく、家庭のお困りごとを救ってあげられるかもしれないという視点を持っていただけるといいなと私は思います。

 

 

 

最後に

 

 

私も親から暴力を受けていた時期が長くありました。背中をかかと落としされることが多く、『私は神経をやられて、死ぬのかな』と思いながら親が疲れきるまでされるがままでした。

 

 

もう逃げられる年齢になっていても、子どもは逃げられなくて。他に生きていくすべを知らないから。

 

 

私は今でも、あの時、近所の人たちが声を聞きつけて通報してくれたなら!と今でも思います。ただ、あの頃は虐待について、今ほど声高に叫ばれていませんでした。

 

 

ふだんから地域に関心をもち、自分たちで地域を守る、子どもたちを育てる視点をどうか考えていただけないかな…そんなことを考えています。

 

 

年に2回ほど、私は記事のシェア(拡散)をお願いしています。その中の今日は1回です。ご賛同いただける方のシェアをお願いいたします。

 

 

もし、どうしても子どもをコントロールしてしまったり、支援先を知りたいなどのご相談がもお受けすることができます⤵

ご自分の中でグルグルとした思いは、誰かと交わることで新しい考え方が入ってきます。

 

 

www.aoba-cc.com

 

 

まずはそのことに気付くことからです。

 

 

やわらかな木漏れ日のような日々が

おとずれますように。

 

 

やわらかに生きる世界へお引っ越し!

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