生きづらさを感じている、がんばり屋さんのあなたへ。
青葉カウンセリング・カフェ、あおばです☕
ここのところ、こちらは雨が降らなくなってきました。
梅雨の合間の五月晴れともいえるのでしょうか。
ただ、確実に気圧の変化を感じており、
私の片頭痛は小さなうづきで知らせてきています。
敏感にも程がある…
さて、自分をダメだと思ってしまうことってありますか?
それを引きずるようだとしんどいですよね。
できない自分を責め始めたら
学校で授業を行うときに、
全体の7割くらいまでを狙って授業を
行うと言われています。
つまり、40人学級だったら、
30人くらいまでは、授業の内容は
まあまあ分かっているのです。
これは、公立学校の義務教育の場合かもしれません。
授業をしている立場からすると、
7割を計算できるわけではありません。
しかし、やっぱり、クラスで考えると
少なくとも半分以上は、まあ理解しているわけです。
宿題も全然解けないわけでもないし、
忘れたら休み時間にがんばればセーフだったりと、
その時の感覚は知らない間に身に付いています。
その半分に入っている場合は、
社会に出てもそんな感覚を覚えているかもしれませんね。
高校に入学したら、まわりが優秀で
自分はただの人なんて言うパターンもあるあるですが。
大人になって、学校のように学ぶこともあります。
お料理教室に行ってみたり、
起業のためのセミナーに参加したり、
革教室(習い事)に入ってみたり。
この時の学びは、
小中学校のときの学びとは感覚が違うのに、
なんだか一緒くたになるのです。
講師の先生は、最良の提案をします。
7割ではないのです。
言うなれば、「トップのあたりのことをすべし」
と言われている気がしてくることがあります。
ただ、あなたが小学校や中学校で、
全体の7割に入っていれば理解できた感覚があるから、
今度もやれる気がします。
でも、できない。
だって、先生が言ったこと、
昔は大体わかったし、
そんな私が付いていけないわけないよね?
しかし、その講師の先生の最良の道を提案されて、
それができるなんて7割もいますかね?
例えば、起業を考えている人が
起業セミナーに通ってみる。
要求されること大きさに、起業をやめたくなる。
うん?
大きく従業員を抱えるような企業を作りたいの?
ちがう。
ひとりでできる仕事で起業し、月に10万円程度稼ぎたい。
この人が、講師の要求することをすべて応えるべきか?
もちろん、基本的な共通事項は理解できた方がいいでしょう。
しかし、自分が求めていることが違えば、
そこまで劣等感を抱くことは必要なのでしょうか?
なんでも応えなくてはいけない気がする。
できない自分はダメだ。
自己肯定感が低くて、習い事にもはまることができない。
そんな時、俯瞰(ふかん)して自分を眺めてみませんか?
よそいきのおもてなし料理を作りたかったの?
ううん、普段の基礎的な家庭料理を作りたかった。
エルメスのようなきめ細やかな革の鞄が作りたかったの?
いや、自分が使いやすい鞄を作りたかったんな。
これは私のことです。
その講座の中で自分ができることを
選択してやればいいだけだし、
もし違うという気持ちが大きくなったら、
辞めたり、ちがう講座に通ってみるのもありです。
まわりとの比較や競争をしたり、
自分を責めたり、
近づきすぎて、しがみつき、執着し始めたら。
こんなふうに自分に問いかけてみるのも一考だと
私は思います。
俯瞰(ふかん)して見る。
一生懸命だから、こんなことが起きるのです。
一生懸命になることができる自分を否定ばかりでは、
自分がかわいそうですよね。
あきらめる前にまず一考、いかがでしょうか?
後記
学生時代に、優秀であればあるほど、
こんな罠にかかりやすいかもしれませんね。
そこに、育ってきた親との愛着関係がからまって。
自分はやれないといけないという
十字架を背負いやすい人がいるのも感じます。
今の自分と、目標との差が大きければ大きいほど、
どうしていいか分からなくなります。
まずはスモールステップで、自分のできることから
自信を付けていくのがいいかもしれませんね。
青葉カウンセリング・カフェ、あおばでした🍀
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