ココロの土台がグラついているときは、まず基礎工事から。

 

 

生きずらさを感じている、がんばり屋さんのあなたへ。

青葉カウンセリング☕カフェ、あおばです。

 

 

あなたは、NHKの朝ドラ観ていますか

朝ドラ「おちょやん」が来週で終わってしまいます。

こんなバトンタッチの瞬間が、私は切なくなります。

 

 

さて、私は折に触れ、安定した土台が必要だな

と思うことがあります。

 

 

電子レンジは重くて、

扉の開閉で多少の動きがあります。

我が家では安定がよくない棚に置いていて、

開閉時にいつも揺れてしまうので、

他の鍋などが落ちないか、

毎度不安になってしまいます。

 

 

どっしりとした棚の上に置いた方がいいよね?

 

 

心についても似たようなところがありそうです。

土台がグラついているのに、

誰かに認められたいとか、

自己実現したいだなんて、無理じゃないか?

などと、思うことがあるのです。

  

 

 

マズローの欲求5段階説とは?

 

 

そんな時にふと思い出した、

マズローの欲求5段階説。

あれです。

教育専攻だったので、ひと通りは授業で学びましたが、

詳しくはないので、あまり突っ込まないでくださいね💦

 

 

アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー

1943年に提唱した論文に書かれています。

 

 

「人間は、自己実現に向かって

絶えず成長するものである。」

と提唱したことから、

自己実現論』とも呼ばれています。

 

 

自己実現欲求(あるべき自分になりたい)

④承認欲求(褒められたい/認められたい)

③所属と愛の欲求(集団に属したい/仲間がほしい)

②安全欲求(安全・安心な暮らしがしたい)

①生理的欲求(食べたい/寝たい)

 

 

下の階層が満たされていけば、

次の階層欲が出てくるという理論です。

マズローの晩年、第6段階の「自己超越」という階層を

付け加えましたが、全人口の2%ほどしかいないので、

5段階説で使われることが多いようです。 

 

 

あなたはどの階層にいますか?

 

 

日本人の中には、①~③が手に入る人が比較的に

多いようです。

そうしますと、次の④の『承認欲求』を得たい

と思うことが多いようです。

自己承認と他者承認があります。

 

 

ここで、自分は認められない、必要とされていない

という問題を抱えやすくなります。 

 

 

ここを抜け出すには、自己承認をしていくこと、

また、次の⑤の自己実現を目指していくこと

などがあります。

承認欲求には、言わずもがなな

自己肯定感を上げていくことが必要です。

 

 

自己実現、すなわちライフワークを確立していく

ことこそが、

⑤⑥の段階に進んで行くことになります。

 

 

私の場合

 

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人によって、またその人の時期によって

どの階層にいるかはまちまちです。

 

 

私の場合、まやかしでしたが⑤にいたこともあります。

だから、今の私を私が認められないんですねー。

 

 

ただ、いろんなことにぶつかり、

自分軸をもって生きることを決めてから、

他人軸で付き合っていた人たちや仕事と

疎遠になっていきました。

ぽっつーん。でも、さみしくはない。

 

 

そうすると、③の社会的欲求が満たされていない

ことが分かります。

 

 

別居する夫からの

生活費の送金がなくなったらうしよう?

住む家や食べるもの、健康までも奪われてしまう。

そんな心配ももっています。

よって、①や②の欲求も満たされていない

可能性があります。 

 

 

この私の状態では、自分を認めること(自己承認)は

難しいし、

他者承認も「本当にそう思っているの?」

と疑いたくなってしまうことがあります。

認められたいのに、受け入れられないわけです。

 

 

コロナ禍で、それ以前でも、

食べるのに困っているという方が増えている

と聞きます。

そのような人たちが、自己実現を夢見ても

どこか絵空事で、

日々を生きるだけで精いっぱいだったりもするでしょう。

 

 

私の場合は、低層の欲求から満たすことをする

必要があるんだな。

2年半前に仕事を辞めてから、

人と付き合うことに自信がガクンと無くなったのは、

この下の階層に陥ってしまったからだなと

今、この文章を打ちながら腑に落ちました。

アウトプットしてようやく、負に落ちるのを体験しました!

 

 

するとどうでしょう。

なんだかとても働きたくなってきました。

あくまで私個人の感想ですが。

 

 

これまでに向き合った、私の強みや才能、現在の自分

を加味した仕事をしてみたいなと思えました。

 

 

アウトプットってすごい。

 

 

読んでもらえる人に分かりやすいようにと思いながら書くと、

より頭の中で整理され、

頭の中だけで考えてきた以上の気付きが降ってきます。

 

 

自分ひとりでは気づけなかったことが

鏡のように返ってくる感覚です。

セルフカウンセリングをしているような気もします。

 

 

そうはいいましても

 

 

この欲求の階層が、順番通りにいくかというと

そうでもないとマズローも言っています。

それぞれの状況によって、多少の順番が変わったり、

満たされるパーセンテージも異なります。

 

 

例えば、

お金に困っている母が、

自分の食べる物や着るものに脇目もふらず、

子どもには必要な分だけ与えている。

 

お金に困っている生活をしているが、

地域のためにボランティアをおこなっている。

 

お笑い芸人を目指して、

居心地のいい家に住むのが難しくても

デビューするためにがんばっている。

 

 

こういうことって、ありますよね。

①や②の欲求が満たされなくても、

自己実現などを果たしていることもありそうです。

 

 

少し気を付けておいた方がいいのは、

自分がやりたくてやっているのはいいでしょう。

 

 

しかし、

褒められたいとか、人にいい人だと思われたいだとか

自分の思いを外した、人の顔色ばかりを見ている

他人軸の場合は気を付けて、最初から考え直してみるのがいいでしょう。

 

 

それぞれの階層の欲求を100%満たさなければ次にいけないか?

というと、それも違うとやっぱりマズローは言っています。

 

 

①生理的欲求→85%

②安全欲求→70%

③所属と愛の欲求→50%

④承認欲求→40%

自己実現欲求→10%

 

 

高次の欲求の階層に上がるにつれ、

満たされるために必要な割合が

低くなっていっているのが分かります。

 

 

①や②のパーセンテージが高く、

土台としてとても大事だということがわかります。

 

 

また、

③の『所属や愛の欲求』について、

仕事や家庭、地域や趣味やすべてで完璧に

満たされなければと考える人にとっては、

半分でいいのになぜそんなに?

と、一度考えてみる価値がありそうです。

 

 

④や⑤についても同じようなことが言えるかもしれません。

そうしないと、周りが言うよりも自分は満たされていなくて

枯渇感をもったままになる場合があります。

 

 

後記

 

 

あなたは今、どの欲求段階にいると考えましたか?

 

 

人に認めてもらいたいと思っていたけれど、

土台がグラついているから、そこからだな…

 

ある程度土台はあるけれども、

どうしても所属することが難しく、

その理由を掘り下げてみようかな…

 

完璧主義で満たされない気持ちがあったけれど、

完璧さを手放せたら次のステップに進めそう…

 

 

ひとそれぞれ、感じたことは違うでしょう。

この欲求5段階説を反省材料として落ち込むよりも、

自分を理解し、どう行動していったらいいか

前向きにとらえられるといいなと私は思いました。

 

 

《あおばカウンセリング☕カフェ》青葉でした。 

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