ココロに傷をもつ、がんばり屋さんのあなたへ。
《あおばカウンセリング☕カフェ》青葉です🍀
私は昨日、週末の街に出てしまい、グルグルしております。
街と言っても、バスで10分の近くの場所。
緊急事態宣言がいったん解けたからなのか?
バスはギュウギュウ詰めだし、たくさんの人がお買い物に来ているしで、
HSPの私はさんざんな人当たりに遭い、家に帰ったらぐったり寝てしまいました。
ホント、避けられない場面に出逢うと、自分のHSP度を再確認するのでした💦
さて、昨日は「HSP映画上映会&質問会」というものに参加してきました。
いつか見たいと思っていたこの映画。
いつもは東京の青山で開催されていましたが、
今回は近くで開催されると聞いて行ってきました。
映画を観て感じたこと
アメリカで作られた映画で、HSPの概念を発見されたアーロン博士や
他の研究者、実際にHSPの人たちも出てきます。
私は本も何冊か読んでいるので、知っている内容が多かったのですが、
心に残ったことを書いてみようと思います。
この映画の中で、大ヒットした女性シンガーや経済界で大活躍する人が出てきます。
彼らは、HSPの感性で人の心の機微を拾い上げるような歌を歌い、
絶妙なタイミングで経済の企画を打ったりして成功します。
つまり、HSPの感受性が強く敏感(繊細)な才能を活かし、成功するわけです。
HSPという才能を活かすべきだなあと私も思います。
しかし、一方で、HSPの性質を利用しながら、ケアをしない環境があるのです。
大勢の前で激しい音楽を歌い続けるには疲れ果てます。
しかし、製作サイドはもっと売り出したい。
こんなジレンマがあるということ。
つまり、周りが才能を使うだけ使って、ケアの仕方を知らない。
まずは、HSPという気質のある人が世の中にいるということを
わかってもらう必要があると話しています。
これは私も同感です。
私に才能がそれほどあるかは別にして、成功させたい企画があると必ず私を参加させる上司がいました。今振り返れば、私の気質を見抜いた上司が仕掛けたものです。あきらかに周りよりもハードワークな状態ですが、私もノーが言えない。というか、特有の自己肯定感の低さも手伝い、認められたことが嬉しかったのかもしれません。どんどん疲弊していくのが分かりました。そして、バーンアウトしたのです。
まずは、自分でHSPである自分との付き合い方を理解するのが第一です。
そして、周りの人たちも、HSPという人がいるということを理解していくことでWin-Winの関係になれ、生きやすくなるのではないかと思いました。
質問会の中で
事前にあった質問について、HSPの専門家の皆川公美子さんが答えていました。
その中で、一番心に残ることを挙げてみようと思います。
HSPの子ども(HSC)は、親などに「おかしい、かわっている、こうしなければならない。」とレッテルを貼られ、言動をコントロールされることがあります。子どもが分かってほしくて暴れたりすると、ADHDと誤診されることも。こうやって、性質を理解してくれない環境で否定されながら育つと、自己肯定感が低い子どもができあがり、その後、精神疾患をもつことも少なくないということ。
逆に、理解され安心感を得られると、パーっと才能が開花していくことがある。
HSPでも、非HSPの子どもも大人でも同じですが、安心感があって初めて次のステップに踏み出していけると私も思います。HSPについて理解してくれ、話せる安心できる仲間を作ることが大切だというところに、私も共感しました。
自分の土台である、安心感を親から得られるのが一番最高なことです。
保護者の皆さんには理解してほしいことです。
ちゃんとしなければ、周りからどう思われるか…
そう思う、保護者の皆さんの心の事情もを知りたくもなります。
また、HSPは遺伝性のもので(まれに隔世遺伝も)保護者の皆さんも
繊細に感じてしまうことがあるかもしれません。
こんなことを感じた質問会でした。
後記
100名の参加者がいて、交流するわけではありませんでしたが、あーこんなに仲間がいっぱいいて、悩んでいるんだなあと思うと、気持ちが強くなるのを感じました。
ひとりじゃないということを確認しつつ、
自分のゆがんだ土台をどう構築していくか考えさせられた一日でした。
それにしても、まービックリするほど疲れました。
私は無理をしていたのかもしれませんが、小さいころからここまで繊細ではなかったのです。どうしてこうなるのか。そんなところも、いつかお話していけたらなと思います。
明日、あなたが見える景色が
美しいものでありますように🍀
《あおばカウンセリング☕カフェ》青葉でした。
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