いつもの景色が美しく見えた瞬間②離婚調停🍀

ココロに傷をもつ、優しいあなたへ。

 

昨日はホワイトデーでしたね。

そういえば、ホワイトデーの甘い記憶などありませんね(遠い目…)。

憶えていないだけかもしれません。

人は、いいことの1/10のしか記憶にないとも言います。

 

さて、昨日は1人目の夫とのダークな部分をお伝えしました。

いつもの景色が急に美しく見える瞬間①1人目の夫🍀 - 《問題の理由を知り、手放す》あなたの帰る場所になりたい〜青葉カウンセリング

↑こちらをお読みください。 

 

まだ、景色は美しく見えません。

どちらかというとダークな世界です。

(※今思い出しましたが、桜どころか目に入る景色全体が

水墨画のように見えていた時期がありました。病んでいましたかねえ。)

 

私の思いと行動

夫が実家に逃亡した時、私は家にいませんでしたが、

今日がXデーだなと肌で感じ、彼の実家に行きました。

荷物だけですが、案の定実家に戻っており、

夫の親に一生懸命に伝えても、箸にも棒にも掛からない発言ばかり。

夫を擁護することばもちらちら出てきてしまいます。

残念なことが起きて初めて、その裏にいる親の本当の顔が見えてきました。

 

その後も、夫にガンガン電話やメールをし、

「理由を教えてほしい。どうするか話し合いたい。」

と、連絡をしまくりました。

しかし、夫から向き合うことはなく2年が経過。

罪悪感をもつ彼は、私に責められ、逃げるしかなかったのです。

そもそも、私に望まれて、

青葉は何でもやってくれる、僕のすべてを許してくれるから結婚したのに、

なんか違う…とも感じたでしょう。

 

そんなことは当時の私には想像する余地もなく。

さみしくて、さみしくて、

子どもでもいたらと真剣に思っていましたし、

プライドも傷ついていました。

 

とにかく、どうしてこんなことが起きたのか知りたかった。

分からないままでは離婚できませんでした。

向こうも離婚したいとも言ってきませんし。

 

いざ調停へ

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突然の別居から2年くらい格闘して、時間薬でしょうか。

(2年間、外食ばかりして、車の免許をとったり、旅行したり、

大きな声では言いにくいですが、男性とも会ったりもありました。

とてつもないさみしさの中にいました…)

 

夫の気持ちも何もわからないまま、私から離婚調停を申し立てました。

「みなさん、お分かりでないと思いますが、この男、ひどいんです!!」

と、当てどころのない怒りや悲しみをぶつけたかったのだと思います。

 

調停はよくある3回で終了。

夫から妻へ、慰謝料100万円とのお達し。

相手の収入などにもよりますが、日本の慰謝料は安いのです。

家一軒くらい保証する国もあります。女性のさらなる貧困が増えるわけです。

 

調停こぼれ話

基本的に調停は、裁判と違って、裁かれるところではありません。

調停員さんの力を借り、お互いの意見をすり合わせて折り合う場所

調停員さんはどっちの味方でもありません。

中には、慰謝料や子どもの養育費を踏み倒す人たちも少なくありません。

 

最後の調停の日、夫が100万円を封筒に入れて持ってきました。

それを1枚、1枚、調停員さんが数えていきます。

「5万円足りません。」

「えっ!?」

夫は、95万円持ってきたようです。

細かいことは聞きもしませんでしたが、

おそらく100万円を親からか、金融会社からか借りてきたのだと思います。

「でも、5万円くらい抜いてもバレないか。」 

 という気持ちが働いたのでしょう。

 

夫が退室した後、調停員さんが言ったことばがなんとも。

「別れて正解ですね。」

裁くことのない調停員さんさえもあきれてくれました。

 

ここまできても、夫は許してくれると思ったのでしょう。

相手に合わせてきた私の最初の結婚は、こうやって幕を閉じました。

タイトルを付けるとすれば、他人軸離婚です。

 

桜が美しく輝いて見えた

悩みに悩んだ3年が過ぎ、離婚という一見マイナスに見える戦いが終わりました。

その年の桜の季節に、

あの、ジメッとしてお世辞にもキレイとは言えない桜並木の桜が

キラキラ美しく輝いて見えたのです!

 

ああ、こんなこともあるんだなぁ!!

よっぽど周りが見えていなかったんだなぁと実感しました。

 

後記

私がブログの一番最後に、

「明日、あなたが見える景色が美しいものでありますように」

で締めていますが、お気づきですか?

 

心のかせがと取り去らわれると、

周りが見えてきて、世界が見えてくる体験をお伝えしました。

悩みがあってどうにもならないと思っていても、

ひとつひとつ紐解きながら、

問題の意味を知り、これからどうしていくか

一緒に考えていくことで、見える世界が変わってきます。

 

いつか美しい景色が待っていますし、

美しい景色の中で、美しい出会いが待っていますから。

ダークなままでは、出会っていても気付くことはできませんし、

出会ってもそれなりです。

 

一旦、ここで締めますが、

本当に夫とうまくいかなかった理由が、この時点ではまだ分かっていません。

それがゆえに、またまた問題が起きていくのです。

また、ゆっくりお伝えしますね。

 

明日、あなたが見える景色が

美しいものでありますように🍀

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